マインクラフトJAVA版ver1.21.6アップデートにより正式実装されたローケーターバー(方向バー)に敵などのエンティティの位置を表示するコマンドを紹介します。
ローケーターバーとはインベントリの上に表示されるレーダーみたいなやつのことです。
ワールド内のプレイヤーの位置やコマンドで設定されたエンティティの場所『ウェイポイント』を表示することができます。

ローケーターバーに表示
ウェイポイント送受信範囲というのを”0.0″より大きな値に設定することで表示されるようになります。
送信範囲と受信範囲はそれぞれ独立した要素でコマンドで設定変更ができます。
この値はプレイヤー以外のエンティティはデフォルトで0.0最大で60000000.0です。
プレイヤーにはデフォルトで最大値の60000000.0が設定されているようです。
<例>ワールド内に存在する防具立てのウェイポイント送信距離を1000に設定してその場所をローケーターバーに表示させる
execute as @e[type=minecraft:armor_stand] run attribute @s minecraft:waypoint_transmit_range base set 1000

防具立て(armor_stand)のIDを変更すれば村人(villager)などの他のエンティティも指定できるようになります。
ウェイポイント(表示対象)の確認
ウェイポイントとはローケーターバーで追跡する対象物のこと。エンティティを指定することができます。
<例>現在ウェイポイントに設定されている項目を表示
/waypoint list

表示色の変更
<例>ワールド内に存在する防具立ての場所の表示色を赤色に上書き
/execute as @e[type=minecraft:armor_stand] run waypoint modify @s color red
