MinecraftのJAVA版で使える「fill(ふぃる)コマンド」は、広いエリアにブロックを一気に置いたり消したりできる便利なコマンドです。
これを使うと、大きな建物を作るのが簡単になったり、地面を平らにする整地作業が楽になります。
ちなみに「fill(ふぃる)とは英語で「満たす」、「いっぱいにする」という意味です。
fillコマンドってなに?
- 「指定したエリア」に「好きなブロック」を置くことができるコマンドです。
例えば、大きな部屋を作ったり、床を平らにしたりするのに便利です。
つかいかた
書き方:
/fill <始まりの場所X> <始まりの場所Y> <始まりの場所Z> <終わりの場所X> <終わりの場所Y> <終わりの場所Z> <ブロックのID>
fillコマンドを組み立てるためには以下の情報が必要です。
- 始まりの場所の座標
- 終わりの場所の座標
- 設置したいブロックのID
例:
- ①大きな床を作る
例えば、石(stone)で10×1×10の床を作りたいとき
石ブロックを座標(0 4 0)から座標(10 4 10)の範囲内に敷き詰めます。:
/fill 0 4 0 10 4 10 stone
②空気で壊す
地面や壁を消したい場合、air
を使います:
/fill 0 4 0 10 4 10 air
建築物を作る前に地面を平らにしたりするのが楽になります。
自分でfillコマンドを作るコツ

座標を調べる 自分の立っている場所の座標を知りたいときは、F3キーを押すと画面に座標が表示されます。

ブロックの種類を変える 好きなブロックのIDを調べて、<ブロックのID>
に入力すると、そのブロックが使えます。例えば:
- ダイヤモンドブロック →
diamond_block
- ガラス →
glass
間違えないように注意! 座標を書き間違えると本来意図した場所とは異なる場所に大量のブロックが置かれます、すでに建築物がある範囲を間違って指定してしまうと消えてしまったりするのでコマンドを実行する前に座標が間違っていないかよく確認しましょう!
注意点
- コマンドのでブロックを設置できる範囲と一度に設置できる個数には上限があります(多すぎるとエラーになる)。
- ワールド生成時にコマンドを設定できるようにしておく必要があります。